はくちょう座はくちょうざ ・ Cygnus
夏の星座9月上旬の夜9時ごろ北の空
見つけ方
目印は白いデネブ(1.3等)。はくちょう座が頭上で最も高いころ、こと座のベガの右上約24°、わし座のアルタイルの上約38°にデネブがあります。デネブから上約6°にサドル、約22°にアルビレオ。デネブは夏の大三角の頂点で、残りはベガ(こと座)とアルタイル(わし座)。
見ごろの季節と時刻
東京では頭の真上近くで約87°まで昇り、その時刻は20時なら9月19日ごろ、21時なら9月4日ごろです。20〜21時に高く見えるのは9月。9月15日は12時ごろ北東から昇り(まだ明るい)、20時20分ごろ最も高く、翌4時40分ごろ北西に沈みます。
星座のお話
大神ゼウスが白鳥に変身した姿とされます。しっぽのデネブは夏の大三角のひとつ。くちばしのアルビレオはオレンジと青の美しい二重星で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも登場します。
まめちしき デネブは約1400光年のかなた。あの遠さであの明るさ——実際の明るさは太陽の5万倍以上という、桁ちがいの星です。
こどもと読む(ひらがな)
はねを ひろげて あまのがわの うえを とぶ はくちょう。おおきな じゅうじの かたちだよ。
主な星
線の5星のうち、1.5等より明るいのは1個、1.5〜2.5等は2個、最も暗いのは3.1等。アルビレオ(約430光年)が最も近く、デネブ(約1400光年)が最も遠い星です。色はデネブが白、サドルが黄、アルビレオがだいだい(色は表面温度のめやす)。
| 名前 | 明るさ | 距離 | 色 |
|---|---|---|---|
| デネブ | 1.3等 | 約1400光年 | 白 |
| サドル | 2.2等 | — | 黄 |
| アルビレオ | 3.1等 | 約430光年 | だいだい |
近くの星座
はくちょう座が最も高いころの向き: こと座(下)