ほしぞらさんぽ / ギリシャ神話 / こと座の由来

こと座の由来ヘルメスが作った竪琴

アラトスは、こと座を、生まれたばかりのヘルメスが亀の甲羅で作った竪琴だと書いています。

亀の甲羅の竪琴

ゼウスとマイアの子ヘルメスは、生まれた日に洞窟の前で亀を見つけました。甲羅の中をくりぬき、葦の茎を渡して牛の皮を張り、腕木をつけて、羊の腸の弦を 7 本張ります。弾くとすばらしく鳴り、ヘルメスは自分が生まれた話を歌いました。〔讃歌 4.1–61〕

その日の夕方、ヘルメスはアポロンの牛を盗みます。やりとりの末、ヘルメスは竪琴をアポロンに差し出し、アポロンは代わりに輝くむちを渡して牛の番をまかせました。ゼウスは 2 人を仲直りさせます。〔讃歌 4.496–512〕

天に置かれた竪琴

アラトスは、まだゆりかごのそばにいたヘルメスが小さな亀に穴をあけて「竪琴と呼べ」と言い、天に運んで、名の分からない「ひざをつく男」の前に置いた、と書きます。〔パイノメナ 268–274〕

こと座をほかの人物の竪琴とする話もありますが、このページの原典(下の版)では確かめられませんでした。

星空で見る

星の並びと見ごろは星座図鑑に、話は原典の英訳に、と分けて置いています。

出てくる人と神

名前を押すと、系図でその親と子をたどれます。

原典: ヘシオドス・アポロドーロス・オウィディウス・アラトスの著作権の切れた英訳(版と訳者は下の「原典と版」)。最終確認日 2026-10-02。言い伝えは本によって違います。このページは、下の版で確かめられたことだけを書いた要約です。

原典と版

最終確認日 2026-10-02。