ほしぞらさんぽ / ギリシャ神話 / ペルセウス座とアンドロメダ座の由来

ペルセウス座とアンドロメダ座の由来カシオペヤ座・ペガスス座も 1 つの話

秋の空に並ぶペルセウス座・アンドロメダ座・カシオペヤ座・ペガスス座は、英雄ペルセウスの 1 つの話にまとまります。筋はアポロドーロス、星座のことはアラトスが書いています。

ゴルゴンの首

アルゴスの王アクリシオスは「娘の子に殺される」という神託を受け、娘ダナエを青銅の地下室に閉じこめました。ゼウスが金の流れとなって屋根から流れこみ、ダナエはペルセウスを産みます。王は 2 人を箱に入れて海へ流し、箱が着いたセリポス島でディクテュスがペルセウスを育てました。〔ビブリオテーケー 2.4.1〕

セリポスの王ポリュデクテスは、ダナエに近づくためペルセウスにゴルゴンの首を取ってこさせます。ペルセウスはヘルメスとアテナに導かれ、ニンフから翼のサンダルと袋(キビシス)と姿を消す帽子を借り、ヘルメスからとてもかたい鎌を受け取りました。〔ビブリオテーケー 2.4.2〕

ゴルゴンのうち、死すべき者はメドゥサだけでした。ペルセウスはアテナに手を導かれ、青銅の盾に映る姿を見ながら首を切ります。そのとき首から、翼のある馬ペガソスとクリュサオルが生まれました。〔ビブリオテーケー 2.4.2〕

岩にしばられた王女

エティオピアでは、王ケフェウスの妻カシオペヤが「海のネレイスたちより美しい」と自慢したため、ポセイドンが洪水と海の怪物を送っていました。アンモンの神託に従い、王は娘アンドロメダを岩にしばります。ペルセウスは怪物を倒し、アンドロメダを妻にしました。〔ビブリオテーケー 2.4.3〕

天に上った一家と馬

アラトスは、ケフェウスの一家はゼウスに近い血筋なので名が天まで届いた、と書きます。カシオペヤは娘を嘆くように見え、アンドロメダは天でも腕を広げてしばられた姿です。ペルセウスはアンドロメダの婿として、その足もとに描かれます。〔パイノメナ 179–204, 248–252〕

アラトスが「馬」と呼ぶ星座(いまのペガスス座)は、ヘリコン山を蹄で打ってヒッポクレネの泉をわき出させた馬だと書かれています。〔パイノメナ 205–224〕

ヘシオドスは、ペガソスが神々のもとへ飛んで行き、ゼウスの家に住んで雷と稲妻を運ぶと書いています。〔神統記 270–294〕

星空で見る

星の並びと見ごろは星座図鑑に、話は原典の英訳に、と分けて置いています。

出てくる人と神

名前を押すと、系図でその親と子をたどれます。

原典: ヘシオドス・アポロドーロス・オウィディウス・アラトスの著作権の切れた英訳(版と訳者は下の「原典と版」)。最終確認日 2026-10-02。言い伝えは本によって違います。このページは、下の版で確かめられたことだけを書いた要約です。

原典と版

最終確認日 2026-10-02。